固定資産税の基礎知識をわかりやすく解説!【名古屋注文住宅 / 八’家】

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家づくりメモ

「固定資産税」って何?固定資産税の基礎知識をわかりやすく解説!

2021/12/27

「固定資産税」って何?

固定資産税の基礎知識をわかりやすく解説!

皆さんこんにちは!
【土地探しからの家づくり専門店】
株式会社八’家 マーケティング室の田中です!

マイホームを所有していると、毎年納める税金である「固定資産税」。言葉は聞いたことがあるけれど詳しくはわからない・・・という方も少なくないと思います。

そこで今回は固定資産税についての基礎知識や、固定資産税の計算方法知っておきたい減額条件などについて解説します!

固定資産税とは


「固定資産税」というのは、固定資産とされる土地や家屋、償却資産などに対してかかる税金のこと。

税金の分類としては、国に納める国税ではなく、地方公共団体に納める地方税とされています。
具体的には、対象となる固定資産の所在する市町村に納めることになっています。

「固定資産税」というと土地や建物にかかるものと認識しがちですが、細かく言うとそうではありません。

【土地】
田、畑、宅地、塩田、鉱泉地、池沼、山林、牧場、原野、雑種地など

【家屋】
住宅、店舗、工場、倉庫、その他屋根および三方に壁があり土地に定着している建物

【償却資産】
会社や個人で事業を営む人が、その事業に使うために所有している機械・器具・備品のうち、自動車税や軽自動車税の課税がない資産
(構築物、機械・装置、工具・器具および備品、船舶、航空機など)


この固定資産税を納める義務のある人(=納税義務者)は、「毎年1月1日の時点で、土地、家屋および償却資産の所有者として、固定資産課税台帳に登録されている人」と定められています。固定資産税は、対象物を所有している間、一生払い続ける費用ですからランニングコストと考えて把握しておくことが大切です!

固定資産税を計算に入れずに住宅ローンを組んでしまうと想定していた支払額に相違が生まれ、これからの暮らしに大きな影響が出てしまいます。そのためにしっかりと家を建てた後のことも考えた「ライフシミュレーション」を行うことが大切です。

「ライフシミュレーション」とは、これからの人生でどれくらいの支出があるのかをご家族ごとに診断し、その上で家を建てる前の資金と建てた後の資金がどれくらいの必要なのか算出するものです。

八’家では家を建てた後の幸せな暮らしを考え、ライフシミュレーションを無料で行っております!家を建てる前と建てた後のことをしっかり考えていくためにも一度受けていただくことをお勧めします!

 

知っておきたい!固定資産税の減額条件!


【土地についての軽減】
住宅やマンションなど、人が居住するための家屋の敷地として利用されている土地(住宅用地)については、特例措置があり、税金が軽減されています。

・小規模住宅用地(住宅やマンション等のある敷地で200㎡以下の場合):通常の6分の1
・一般住宅用地(住宅やマンション等のある敷地で200㎡を超える部分):通常の3分の1

※マンション・アパート等の場合は、戸数×200㎡以下の場合、小規模住宅となります。

【建物についての軽減】
新築住宅の固定資産税はお家が完成してから一定期間、税額が2分の1になる特例があります。

・一般的な一戸建て:新築後3年間
・認定長期優良住宅の一戸建て:新築後5年間
・3階建て以上の耐火・準耐火構造のマンションや一戸建て:新築後5年間
・認定長期優良住宅の3階建て以上の耐火・準耐火構造のマンションや一戸建て:新築後7年間

※2022年3月31日までに新築された場合。
※床面積120㎡までの部分について軽減。
※認定長期優良住宅は取得後、遅滞なく市町村へ届け出が必要。

固定資産税ってどのくらいかかるの?


固定資産税は、土地や家屋などの評価額をもとに計算されています。

【固定資産税=固定資産税課税標準額×1.4%(標準税率)】
※標準税率は基本的に1.4%となっていますが、自治体によって変わってきます。

固定資産税課税標準額:固定資産税評価額をもとに算出される価格のこと。
固定資産税評価額:土地の価値を評価し算定した価格のこと。この評価額は各市町村区が決定していて、マイホームをもっている人であれば、毎年送られてくる「固定資産税課税明細書」で確認できます。この固定資産税評価額は3年に1度、評価替え(評価額を資産価格の変動に対応して適正な価格を見直すこと)が行われています。

土地の場合、土地の時価の約70%が固定資産税評価額の目安と言われていますが、そのほかにどんな場所にあるのか、面積や形状はどうか、道路がどのように接しているのかなどによって、評価額は変わってきます。建物の場合、新築時の請負工事金額の約50~60%が目安と言われていますが、家の規模や構造、築年数などによって評価額が変わってきます。

 

【固定資産税の計算例】

例:建物の床面積:100㎡
  土地の面積:120㎡
  土地の固定資産税課税標準額:2000万円
  建物の固定資産税課税標準額:1500万円 の場合…

「土地にかかる固定資産税の計算」
軽減措置なし:2000万円×1.4%=28万円
軽減措置あり:2000万円×1/6×1.4%=4.6万円

「建物にかかる固定資産税の計算」
軽減措置なし:1500万円×1.4%=21万円
軽減措置あり:1500万円×1/2×1.4%=10.5万円

Q&A


ここからは固定資産税に関してよくあるQ&Aについてお答えしていきます!

Q.固定資産税っていつ納税すればいいの?
A.固定資産税は、4月~6月頃に役所から送られてくる納税通知書によって納めますが、年4回に分けて納めるか一括払いを選択することができます。
分けて納める場合の納期限は、各市町村によって異なりますが、一般的に6月、9月、12月、翌年2月というケースが大半です。
また、全期分を一括で納税すると前納報奨金が支給され、実質的に減税になる制度がありましたが、現在はほとんどの市町村で廃止されています。

Q.固定資産税の税率は?
A.固定資産税の税率は、1.4%(標準税率)としています。ですが、この標準税率はあくまで国が目安としている税率であり、地方税法によって各市町村は条例でそれと異なる税率を定めることができます。


Q.固定資産税の納税義務者は誰になる?
A.固定資産税を納める人(納税義務者)は、固定資産の所有者として固定資産課税台帳に登録されている方となります。

Q.次の評価替えはいつですか?
A.固定資産の評価替えは原則として3年に1度行われており、2021年度(令和3年度)は評価替えの年でした。つまり次の評価替えは2024年度(令和6年度)になります。この3年に1度の評価替えを行う年度を「基準年度」と言います。

Q.固定資産税額は何で確認できるの?
A.固定資産税は「固定資産税課税証明書」で確認ができます。計算のもとになる課税対象の床面積や固定資産の評価額、固定資産税標準額なども記載されています。

 

まとめ


固定資産税はマイホームを持っている限り毎年かかる税金ですから、家づくりを検討する際には、建てた後に必要なコストも考えて資金計画を組み立てることが大切です!

●固定資産税とは、「固定資産」とされる土地や家屋、償却資産などに対してかかる地方税

●建物や土地には軽減措置がある

●固定資産税の計算方法は「固定資産税課税標準額×1.4%」

 


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