2024 / 愛知県
木の階段がリビングからロフトへと導き、吹き抜けによって上下へと視線が解放される。床材の連続する木目と、黒い手すりやファンの対比が空間にリズムを与え、柔らかな自然光が時間ごとの陰影を描き出す。家族の営みを包みながら、光と高さが共鳴する伸びやかなリビング。
窓まわりを額縁のように切り取ったデザインが印象的なベンチタイプのヌック。無垢材の質感と直線的なラインが、空間に端正な表情を与えています。日差しを柔らかく受け止めるスクリーンや、壁面と一体化した造作収納によって、シンプルながらも機能的な美しさを兼ね備えたコーナーに仕上がっています。
リビングの大きな窓のそばに設けられた、小鳥のための特別なスペース。日差しがたっぷり注ぐ場所に、木のポールとロープを組み合わせた遊び場を設置しました。上部のロフト床のすのこから吊るされ、自由に飛び回れる開放感のある空間です。